御挨拶

大会会長挨拶

1996年に発足されました認知神経科学会も2020年には25年目を迎えます。本来この学会の学術総会は例年夏に開催されることが原則でした。しかし、2020年夏東京でオリンピックが開催されるため、2020年は学術集会が秋に延期されました。2020年に開催いたします第25回認知神経科学会学術集会は、節目を迎えるための一つの締めくくりでもあります。その栄誉ある大会長を仰せつかり、重責を感じつつもやりがいを持たずにはいられません。 第25回認知神経科学学会学術集会を2020年10月31日(土)~11月1日(日)の2日間、奈良県文化会館で開催することになりました。

今回の学術集会のテーマは、「失語症; Medical, Neurological, and Technological approaches to Treatment of Aphasia: Current State of the Art and Future Prospects」といたしました。失語症は今までいくつかの学会でもテーマになって行われていますが、まだまだわかっていない点や議論になっている点があります。そこで、失語症で『ここまではわかった』、『ここはまだわかっていない』という観点で、系統的に講演を組みたいと思います。まだ議論されているテーマや、まだわかっていない点を各演者の先生に分かりやすく、かつ普段の臨床や、教育に役立つ内容で、依頼します。

またランチョンセミナーでは、認知症を中心に、ホットなテーマで論じていただく予定です。

本学術集会は、精神、神経、小児、基礎医学およびリハビリテーション学、心理学や教育学の新しい知見や技術を踏まえた研究発表の場であり、認知症、発達障害、神経疾患などの診療、研究、社会活動の発展のために、最も重要な機会となっております。
認知神経科学に携わる多くの方々のご参加、ご発表を心よりお待ちしております。

学会の合間に秋の古都奈良を散策していただいて楽しんでいただけるような学術集会にしたいと思います。精一杯尽力して参りますので、多数のご参加、ご演題をどうぞよろしくお願いいたします。

大会長 田中 裕
医療法人緑会 たなかクリニック